■ ベンジャミン・クレーム 著 ■ 石川道子 訳 ■ 発刊日:2001年5月1日(初版) ■ 体裁:B6判/448頁 ■ 定価:1800円+税+送料 ■ ISBNコード:4-916108-10-8 |
本書は、われわれの混沌とした世界の諸問題に焦点をあて、今日はじめて世界に公に戻って来られた完璧なる方々の一団、すなわち智恵の大師方の影響のもとで徐々に変化していく世界を描いている。彼らは人類が現在の窮地から抜け出すのを導き、正義(公平さ)と自由が規範となる、今までとは全く異なる新しい文明の建設を鼓舞する。 |
第一部 人類の前途 / 第二部 大いなる接近 / 第三部 新しい光の到来 他 |
日本語版への序文 本書は、智恵の大師方の一団とともに、彼らのリーダーであるキリスト・マイトレーヤが世界教師としてこの世に到来されることについての書であり、またこの大いなる出来事が人類、および大師方自身にたいして何を意味するかについてである。 本書は三つの独立した、しかし関連した部分に分かれている。私の師である大師(覚者)による記事、私自身の講話に基づく記事、そしてこれらの講話から生じた非常に広範囲にまたがる質疑応答を含む。 第一部、『人間の前途』は覚者方についての背景と歴史、および日常生活に彼らが戻ってこられることについての概観を提供する。特に、マイトレーヤの漸進的な出現と大宣言の日につながる出来事に焦点を置く。 (中略)第二部、『大いなる接近』は全体としての本書にそのタイトルを寄与しており、まったく途方もない出来事、すなわち教師としての彼らの役割において9万8,000年後の今日初めて、霊的ハイアラキーの仕事が物質的に外的に顕現するという出来事を扱う。これは人類にとって、そして覚者方御自身にとってもクライマックス的な出来事である。 (中略)第三部は、私の師である覚者がシェア・インターナショナル誌(1983年12月号)に寄稿してくださった記事『光あらしめよ』についての私の解釈で始まる。「光」についての秘教的(内的)な見解から論じており、知識の光、キリスト原理、宇宙的電気、そしてわれわれの未来を変容させる新しい光の科学などを含む。認識と発見の途方もない視界がわれわれの前に開かれるのである。 (以下略)2001年2月 ロンドンにて ベンジャミン・クレーム |