世界教師の仕事に関する主な情報源の一人であるベンジャミン・クレームは、1922年英国スコットランド生まれの画家。幼少期より密教哲学に興味をもつ。

　1951年に、師である霊的ハイアラキーの覚者の一人から最初のテレパシーを受ける。それはまったく予想外の驚くべき出来事であった。それから間もなく、マイトレーヤが20年以内に世界に戻られること、もし同意すれば、そのために一役を果たす機会が与えられることを聞かされる。

　1972年、覚者の指導の下に非常に厳しい集中した訓練を始める。その結果、師との間に一瞬一瞬の意識的な双方向のテレパシー能力を開発する。この関係が、マイトレーヤ降臨の最新情報を絶えず得ることを可能にし、非常に懐疑的な世界に確信をもってこの情報を公に提供する力となっている。

　現在、東西ヨーロッパ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、メキシコそしてアメリカ合衆国で請われるままに講演を行う。

　彼のメッセージに反応したグループによって彼の著書は世界中で多数の言語に翻訳され出版されている。彼はおよそ70カ国に購読者をもつ月刊誌『シェア・インターナショナル』誌の編集長である。

　その仕事はボランティアの精神で、つまり奉仕として行われており、彼自身の霊的な地位に関するいかなる主張もなされない。

　一言で言えばクレームの仕事は、マイトレーヤが私たちの自由意志を侵すことなく出現できるようにする、人々への最初のアプローチをなし、希望と期待の風潮をつくることである。